「事故後のむち打ち、秋にこじらせる人が急増中!」その理由と対策
- 正臣 茂木
- 9月26日
- 読了時間: 3分

交通事故後に多く見られる症状のひとつが「むち打ち」。
首や肩の痛み、頭痛、めまい、倦怠感など、さまざまな不調を引き起こすこの症状は、事故直後には軽く感じても、時間が経つにつれて悪化することがあります。
そして実は、秋の季節に入るとむち打ち症状をこじらせる人が急増する傾向があるのです。
今回は、なぜ秋にむち打ちが悪化しやすいのか、その理由と整骨院でできる対策について詳しくご紹介します。
秋にむち打ちが悪化しやすい理由
1. 気温差による自律神経の乱れ
秋は朝晩の冷え込みと日中の暖かさの差が激しく、体温調節を担う自律神経が乱れやすい季節です。むち打ちによってすでにダメージを受けている神経系が、さらにストレスを受けることで、症状が強く出たり、回復が遅れたりすることがあります。
2. 筋肉の緊張と血流の悪化
気温が下がると、筋肉は自然と緊張しやすくなります。特に首や肩周りは冷えの影響を受けやすく、血流が悪くなることで炎症が長引いたり、痛みが強くなったりすることがあります。
3. 湿度の低下による関節のこわばり
秋は空気が乾燥し始める季節。関節や筋肉の潤滑が悪くなり、動かすたびに違和感や痛みを感じやすくなることも。むち打ちによる可動域の制限がさらに悪化する可能性があります。
4. 季節性の気分変化
秋は「秋うつ」と呼ばれるような気分の落ち込みが起こりやすい季節でもあります。痛みや不調が続くことで、精神的なストレスが増し、症状が悪化するという悪循環に陥ることも。
むち打ちをこじらせないための整骨院での対策

1. 早期の施術開始
事故後すぐは「大丈夫」と感じても、早めに整骨院で状態をチェックすることが大切です。炎症が広がる前に適切な処置をすることで、長期化を防げます。
2. 温熱療法で血流改善
秋の冷えによる筋肉の緊張には、温熱療法が効果的。ホットパックや遠赤外線などを使って、首・肩周りの血流を促進し、痛みを和らげます。
3. 自律神経調整の手技療法
むち打ちの症状は、自律神経のバランスを整えることで改善するケースも多いです。整骨院では、呼吸や姿勢に着目した手技療法で、神経系の安定を図ります。
4. 運動療法とストレッチ指導
症状が落ち着いてきたら、可動域を広げるための運動療法やストレッチが重要です。整骨院では、個々の症状に合わせたメニューを提案し、無理なく回復を促します。
5. 心身のケアも忘れずに
痛みが長引くと、気分も沈みがち。整骨院では、患者さんとの対話を大切にしながら、心のケアにも配慮しています。安心して通える環境づくりが、回復への第一歩です。
自宅でできるセルフケアのポイント
首・肩を冷やさないようにする(ネックウォーマーや湯たんぽがおすすめ)
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる(血流改善+リラックス効果)
無理な姿勢を避ける(スマホやPCの長時間使用に注意)
軽いストレッチを習慣にする(朝晩のルーティンに)

秋はむち打ち症状が悪化しやすい季節。気温差や冷え、自律神経の乱れなどが影響して、事故後の不調が長引くリスクが高まります。だからこそ、早めの整骨院でのケアがとっても大切!
「なんとなく調子が悪い」「首が重い」「頭痛が続く」などの症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。季節に合わせた施術で、快適な秋を過ごしましょう!




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