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交通事故後の初期対応ガイド「72時間以内」が勝負な理由とその具体策

  • 執筆者の写真: 正臣 茂木
    正臣 茂木
  • 10月2日
  • 読了時間: 5分

事故直後の「大丈夫」が一番危ない


突然の交通事故。衝撃を受けた直後は体が強張り、心臓が早く打ち、頭の中は混乱してしまうものです。その中で「自分は大丈夫」「少し首が張る程度だから問題ない」と思ってしまう人も少なくありません。


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しかし、交通事故のケガはすぐに症状が出るとは限りません。特に「むちうち」や「腰の痛み」は、事故直後では軽い違和感にとどまり、時間が経過するうちに強い痛みやしびれ、頭痛、吐き気といった症状として現れるケースが多いのです。


そして、多くの研究や臨床経験が示しているのは、事故後の最初の72時間にどのように対応するかが、その後の回復に大きな影響を与えるという事実です。秋田・盛岡・仙台など東北地域でも、交通事故によるむちうちや後遺症に悩む方が多くいらっしゃいます。その多くが「最初は大丈夫だと思った」「数日経ってから強く痛み出した」という声を上げています。



なぜ72時間以内の対応が重要なのか


交通事故による衝撃は、見た目の損傷だけでなく、体の深部にまで影響を及ぼします。たとえば、首に強い力が加わった場合、骨には異常がなくても筋肉や靭帯、神経に微細な損傷が生じます。こうした損傷はレントゲンでは映らず、外見からも分かりにくいため軽視されがちです。


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しかし体の内部では、事故直後から「炎症反応」が始まります。炎症は体を守るための自然な反応ですが、広がると痛みや腫れ、神経の圧迫などを引き起こします。一般的に、この炎症反応は48〜72時間でピークを迎えると言われています。つまり、このタイミングで適切な処置を受けるかどうかが、その後の経過を左右するのです。

もし治療を受けずに放置すれば、以下のようなリスクが高まります。


  • 首や肩の慢性的な痛み

  • 手足のしびれや感覚異常

  • 頭痛やめまい、吐き気

  • 姿勢の崩れや可動域の制限

  • 将来的な後遺症の残存


「時間が経てば自然に治るだろう」と思って放置すると、かえって症状を長引かせてしまう可能性があります。



事故直後にやるべき具体的な対応


1. まずは医療機関を受診する

事故後はまず整形外科や総合病院を受診し、診断を受けましょう。レントゲンやCTなどの画像診断で骨折や出血の有無を確認することが重要です。たとえ画像で異常が見つからなくても、「診断書」を発行してもらうことをおすすめします。この診断書は、後々の保険請求や慰謝料の算定にも直結します。


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2. 整骨院・接骨院での治療を並行する

整形外科では薬や湿布が中心になるケースが多いですが、痛みやしびれの根本改善には手技療法やリハビリが不可欠です。そこで役立つのが整骨院です。秋田・盛岡・仙台エリアには交通事故治療に対応している整骨院が多くあり、医師の診断と整骨院での施術を並行することで、より確実な改善が期待できます。


3. 事故の記録を残す

交通事故後は、事故現場や車両の写真、警察への届け出、通院した記録をきちんと残しましょう。さらに、日々の痛みや体調の変化をメモしておくことも大切です。これらの情報は、治療の継続や保険会社とのやり取りで有利に働きます。


4. 保険会社へ連絡する

事故後は必ず加入している保険会社へ連絡を入れましょう。その際、どの医療機関や整骨院に通う予定かを伝えておくとスムーズです。もし保険会社とのやり取りに不安がある場合は、整骨院や弁護士に相談するのが安心です。



TCCグループのサポート体制(秋田・盛岡・仙台エリア)


TCCグループでは、秋田市をはじめ盛岡市、仙台市にも整骨院を展開し、地域の交通事故患者様をサポートしています。


当グループの特徴は以下の通りです。

  • むちうち・腰痛など事故特有の症状に特化した施術

  • 医療機関との併院が可能(整形外科での診断と当院でのリハビリを併用)

  • 保険会社とのやり取りを全面サポート(通院打ち切りへの対応も含む)

  • 弁護士との連携で慰謝料・補償の相談も可能


患者様の中には「どこに相談したらいいか分からなかった」「保険のことが不安だった」という方も少なくありません。そのような不安を一括で解消できるのが、私たちTCCの強みです。



よくある質問(FAQ)


Q. 痛みがなくても受診すべきですか?A. はい。事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくい場合があります。症状が後から出るケースが多いため、早期受診が重要です。


Q. 整形外科と整骨院、どちらに行けばいいですか?A. まず整形外科で診断を受け、その後整骨院で施術を並行するのが理想的です。両方を併用することで診断と治療を両立できます。


Q. 保険会社から「治療を打ち切ります」と言われました。A. 必要な治療が続いている場合は、医師や弁護士の意見をもとに対応可能です。当院でもそのようなケースに対応しています。



迷ったらすぐに行動を


交通事故に遭った直後は、痛みがなくても体の中では損傷が始まっています。そして、最初の72時間にどのように対応するかが、その後の回復に決定的な差を生むのです。


  • まず医療機関を受診し診断を受ける

  • 整骨院で施術を開始する

  • 記録を残し、保険会社へ連絡する


この流れを早い段階で踏むことで、後遺症のリスクを大きく減らせます。秋田・盛岡・仙台エリアで交通事故に遭われた方、あるいはご家族が事故に遭った方は、どうぞ一人で悩まずにTCCグループへご相談ください。



 
 
 

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