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台風・大雨の日に増える交通事故、その理由と予防策

  • 執筆者の写真: 正臣 茂木
    正臣 茂木
  • 9月13日
  • 読了時間: 3分
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台風や大雨の日は交通事故のリスクが高まります。悪天候によって道路状況が変化し、視界が悪くなることで、普段通りの運転でも事故につながる可能性があります。視界不良や路面状況の悪化、心理的な焦りなど、複数の要因が重なるためです。


私自身、夜の大雨で信号が見えにくく、「今赤?青?」と一瞬戸惑ったことがあります。幸い減速していたので事なきを得ましたが、スピードを出していたらと思うと背筋が寒くなりました。こうした経験からも、事前の準備と運転時の意識の大切さを改めて感じます。



視界の悪化による事故リスク

大雨や台風の際は視界が非常に悪くなります。フロントガラスに降り注ぐ雨粒や水滴、曇りやライトの乱反射によって、道路状況や標識、歩行者の確認が遅れがちです。特に夜間や街灯の少ない道では、信号や対向車の位置がわかりづらくなります。


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雨の日は視界が悪くなることを前提に、普段より減速し、車間距離を十分に取ることが安全運転の基本です。



路面の悪化とスリップの危険

雨で濡れた路面はスリップやハイドロプレーニングの原因になりやすく、タイヤが水の上を滑ることでハンドルやブレーキ操作が効かなくなることがあります。


金属製のマンホールの蓋の上はスリップしやすく、擦り減ったタイヤでの走行時に水たまりなどに入るとハイドロプレーニングを引き起こしやすく、非常に危険です。


私自身、国道を走行中にタイヤが一瞬浮く感覚を味わったことがあります。ハンドルが軽くなり、車がスーッと勝手に進む感覚は本当に怖かったです。幸い速度を抑えていたため大事にはなりませんでしたが、この経験以来、雨の日は必ず速度を落とすようにしています。


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雨天時はスピードを落とし、タイヤの溝のチェックなど日頃からの点検を欠かさないことが、事故防止のポイントです。



心理的要因によるリスク

悪天候でも「早く帰りたい」「急がなきゃ」と思ってしまうと、注意力や判断力が低下し、通常なら避けられる危険に巻き込まれやすくなります。


私も以前、雨の日に子どものお迎えが気になって無意識にアクセルを踏み込みそうになったことがあります。時間に余裕を持ち、無理にスピードを出さない意識が安全運転につながることを痛感しました。



事前の準備と生活面での備え

事故を防ぐためには、運転前の準備と生活面での備えが欠かせません。ワイパーやタイヤなどの点検、ライトの確認を怠ると、大雨の日に視界不良や路面トラブルで対処できなくなります。また、外出そのものを控えることも重要です。


実際、ワイパーゴムを交換した後は、大雨の日でも安心感が全然違いました。準備しておくだけで気持ちに余裕が生まれ、運転中も冷静でいられます。


日頃から整備点検を習慣化し、不要不急の外出は避けること。どうしても出かける場合は、時間に余裕を持ち、最新の天気・交通情報を確認して安全第一で行動しましょう。


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台風や大雨の日は、視界不良、路面悪化、心理的焦り、車両トラブルの複数要因で事故のリスクが高まります。


私自身も何度かヒヤリとした経験がありますが、そのたびに「雨の日こそ慎重に」と意識を改めました。小さな体験でも、日常の意識改善につながります。


だからこそ、速度を落とす・車間距離を広げる・点検を欠かさない・無理をしない、この基本を守ることが最大の予防策です。台風や大雨の日こそ「急がば回れ」。自分と家族の安全のために、今日から意識してみてください。




 
 
 

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